まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
補足
この記事は規則の原文をもとにした解説です。コースでの取材や実測はしていません。実際の競技では、委員会の裁定が優先されます。
ゴルフの2打罰一覧は?ラウンドの流れ順の早見表
| 場面 | 行為 | 罰 | 規則 | 訂正は必要? | マッチプレー |
|---|---|---|---|---|---|
| スタート前 | 5分以内の遅刻(すぐプレーできる) | 最初のホールに2罰打(5分超は失格) | 5.3a | 不要 | 最初のホールの負け |
| スタート前 | 14本を超えるクラブでプレー | 違反ホールごとに2罰打、最大4罰打 | 4.1b | 必要(次のストロークの前に除外を示す) | 1ホールずつ差し引き、最大2ホール |
| ティー | ティーイングエリアの外から打った | 2罰打 | 6.1b | 必要(訂正しないと失格) | 罰なし(相手は取り消せる) |
| コース内 | ライや打つ方向などを改善した | 2罰打 | 8.1a | 不要 | ホールの負け |
| コース内 | 誤球をプレーした | 2罰打(誤球の打数は数えない) | 6.3c | 必要(訂正しないと失格) | ホールの負け |
| コース内 | 誤所からプレーした | 2罰打 | 14.7 | 重大な違反なら必要 | ホールの負け |
| コース内 | アドバイスを求めた・与えた | 2罰打 | 10.2a | 不要 | ホールの負け |
| コース内 | 動いている球をわざと止めた・方向を変えた | 2罰打 | 11.2 | 不要 | ホールの負け |
| バンカー | 練習スイングやバックスイングで砂に触れた | 2罰打 | 12.2b | 不要 | ホールの負け |
| グリーン | 両方の球がグリーン上にあり、打った球が止まっている球に当たった | 打った人に2罰打 | 11.1a | 不要 | 罰なし |
| 競技のローカルルール | カート禁止(G-6)なのに乗った | 違反ホールごとに2罰打 | ひな型G-6 | 不要 | ホールの負け |
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2打罰になる主な原因は?「一般の罰」の考え方

原因1:確認不足(誤球・本数・時刻)
- 同じメーカー・同じ番号の球を使っていて、他の人の球を打つ
- 練習用のクラブを入れたままで、15本になっている
- スタート時刻を勘違いして、ティーに遅れる
原因2:「救済」や「練習」の思い違い
原因3:古いルールの記憶
2打罰で済む?失格になる?見分け方の判定チャート
チャート1:そのままでいい?失格の危険あり?
- Q1 誤球、または誤所からプレーした?
- いいえ → 2罰打を足して、そのまま続けます
- はい → Q2へ
- Q2 誤球か?または、著しい利益を得た「重大な」誤所か?
- 重大ではない誤所 → 2罰打を足して、その球でホールを終えます
- 誤球、または重大な誤所 → Q3へ
- Q3 次のホールのティーショット前か?(最終ホールはスコアカード提出前か?)
- はい → 正しい球・正しい場所でプレーし直せば、2罰打で済みます
- いいえ → 失格です
チャート2:罰は1回?それとも別々に足す?
- 「ストロークの終了」か「違反に気づいたこと」がはさまる → 別々の違反として罰を足す
- どちらもない → 罰は1つだけ
注意
誤球と重大な誤所の訂正期限は、次のホールを始める前です。「あとで直せばいい」は通用しません。
「次は何打目?」2打罰の正しい数え方と計算例
計算例①:バンカーで2回砂に触れた(計4罰打)
- ティーショット(1打目)
- 2打目がバンカーへ
- 練習スイングで砂に触れる → +2
- 3打目、球はまだバンカー
- また練習スイングで砂に触れる → +2
- 4打目でグリーンに乗る
計算例②:誤球の2打罰は「打った分を数えない」
- ティーショット(1打目)
- 2打目で他の人の球を打つ(誤球)
- 球のところで誤球に気づく
計算例③:素振りで知らないうちに球を動かした
| 条件 | 罰 | 2打目のあと | 次は |
|---|---|---|---|
| E-14を採用している競技 | 1罰打だけ(規則9.4b) | 2+1=3 | 4打目 |
| E-14を採用していない | 誤所からのプレーの一般の罰 | 2+2=4 | 5打目 |
ケース別の対処:遅刻・クラブ15本・グリーン上で球が当たる
ゴルフで遅刻したら2打罰?5分が分かれ目
ゴルフのクラブ15本は何打罰?最大4罰打
グリーン上でボールが当たると2打罰?
乗用カートが禁止の競技(G-6)
注意
何を採用するかは競技ごとに違います。スタート前に、競技の規定とローカルルールを必ず読みましょう。
2打罰を防ぐ5つの習慣
- 球に自分だけの印をつける:誤球(6.3c)を防ぎます。
- スタート前にクラブを数える:14本超過(4.1b)を防ぎます。
- スタート時刻より早めにティー付近へ行く:遅刻(5.3a)を防ぎます。
- バンカーでは砂に触れない場所で素振りする:12.2bの違反を防ぎます。
- ドロップ前に救済エリアを確かめる:誤所(14.7)を防ぎます。
公的情報はどう言っている?資料の見方
確認したい資料
- JGA『ゴルフ規則 2023年1月施行』(PDF):規則本文
- JGA『ゴルフ規則のオフィシャルガイド』(PDF):委員会向けの手引き
- JGA『追加の詳説 2026年1月1日更新』(PDF):A-4、E-14、F-2、F-5、G-6、G-9のひな型
今後も変わる可能性あり
補足
ローカルルールのひな型は、競技の委員会が採用したときだけ有効です。
やってはいけないNG対応
NG1:誤球に気づいたのに、そのまま次のホールへ進む
NG2:「たぶん罰なし」と自分で決める
NG3:古いルールで同伴者に罰をつける
NG4:使用クラブを気軽に聞く
注意
迷ったら隠さず報告が基本です。




