ルール・マナー

ゴルフ ローカルルールとは?7つを◎△×で仕分け|2026年改訂対応

ゴルフのローカルルールとは何かを初心者向けに解説。前進4打・6インチプレースなど代表例を4分類で整理し、公式ルールとの違いやスコアカード裏面での確認手順まで、ラウンド前の1分でチェックすべき要点が分かります。

ゴルフ ローカルルールとは?7つを◎△×で仕分け|2026年改訂対応
まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
  1. ◎ 公式ひな型がある(E-5、E-3、G-5、G-6、A-4など)
  2. △ ひな型が存在しない私的取り決め(OKパット、ダブルパー打ち切り=仲間内OK・競技NG)
  3. × そもそも規則上つくれない(捜索時間の5分延長、非適合クラブの許容など)

ゴルフのローカルルールとは?委員会だけが定められる公式の追加ルール

よく見る7つのローカルルール 3層仕分け表(◎△×で判定)

よく見る7つのローカルルール 3層仕分け表(◎△×で判定)
#コースでの呼び名・掲示公式ひな型正式な処置と罰打日本の慣行とのズレ月例・競技HC提出(J-sys)
①前進4打・プレーイング4(特設ティー)E-52罰打。球がOBを越えた地点/紛失推定地点と、そのホールのフェアウェイ外縁を基準にした救済エリアにドロップE-5は「救済エリアにドロップ」。日本式は前方に固定設置された特設ティーから打つ別物で、基準点も自由度も違う△ 委員会次第(E-5は上級者限定競技には不適と明記)◎ E-5の手順どおりなら提出可
②6インチプレース・6インチOKE-3が近いが同一ではないE-3(目土・冬期ルール)は短く刈られた区域限定の置き直し6インチ=約15cm。場所を問わず認める運用はひな型に対応項目なし△ 委員会次第△ 委員会の採用状況次第
③ダブルパー打ち切りなし—パー3=9、パー4=12、パー5=15を上限にホール終了。公式ひな型に対応項目なし× 規則上はホールアウトが必要△ ネットダブルボギー上限で調整
④OKパット・お先になし—委員会が定めた制度ではなく同伴者の合意。マッチプレーの「コンシード」とは別物× ストロークプレーでは不可△ ホールアウトしない場合は最大スコア方式で調整
⑤カート乗り入れ可・フェアウェイ乗り入れG-6委員会が乗用カートの使用可否・範囲を定める「今日は乗り入れOK」の口頭案内で運用されがち。範囲は掲示で確認◎ 採用されていれば可◎ 可
⑥距離計測器OKG-5規則4.3aにより距離計測は標準で可。委員会はG-5で禁止できる高低差・傾斜補正・風の機能はローカルルール以前に規則4.3a違反(機能をONにしているだけで違反)◎ 要項次第◎ 可
⑦内部OB(インターナルOB)A-4委員会がコース内の境界を設定2026年改訂で「そのホールのティーイングエリアからのストロークにだけ適用」と限定できるようになった◎ 採用されていれば可◎ 可
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作ってはいけないローカルルールとは?認められない4つの例

  • 非適合クラブの使用を認める — 用具規則に反するため不可
  • 球の捜索時間を3分から5分に延長する — 捜索時間は規則18.2で3分。延長は認められない
  • キャディを2人以上認める — 規則10.3の制限を緩めるため不可
  • 非適合クラブでストロークした罰を、失格から一般の罰へ軽減する — 罰の軽減は不可
注意

無効なローカルルールに従ってプレーすると、ローカルルールが免罪符にならず、規則違反として罰が付きます。「幹事が決めたから大丈夫」は通用しません。

そのコンペのローカルルール、有効?無効?判定フロー

前進4打とは?公式ひな型E-5との決定的な違い

比較軸日本式 前進4打ひな型E-5
再開地点前方に固定設置された特設ティー(全員同じ場所)球がOBを越えた地点を基準に決まる救済エリア(人によって違う)
距離の有利不利コース設定次第。特設ティーが前すぎると有利になりうるOBになった地点に連動するため実態に即す
上級者競技委員会次第プロ競技・エリートアマ競技には適さないと明記
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特設ティー(ゴルフ)はどのコースにもある?

パー4でティーショットOB、スコアはどう変わる?3方式の計算比較

  • 1打目(OB)+1罰打 → 3打目をティーイングエリアから
  • 残り405ヤード
  • 3打目以降で3〜4打かかると想定 → ホールスコア 7〜8
  • 2罰打 → 4打目を救済エリア(OBを越えた地点とフェアウェイ外縁が基準)から
  • 残り約185ヤード
  • グリーンまで1打+2パットと想定 → ホールスコア 7
  • 4打目を固定の特設ティーから
  • 残りはコース設定次第(例:150ヤード)
  • グリーンまで1打+2パットと想定 → ホールスコア 7

ここにハンディキャップの変換レイヤーが重なる

  • ハンディキャップ18のプレーヤーが、このパー4で1ストローク受ける場合
  • 上限=4+2+1=7
  • したがって実際に9打叩いても、提出スコアは7で頭打ちになります

ローカルルールのスコアはハンディキャップ(J-sys)に提出できる?

  1. E-5の手順どおりに処置したか → はい:提出の土台ができる
  2. ホールアウトしていないホールがあるか(OKパット・打ち切り) → ある:そのホールをネットダブルボギーに置き換える
  3. 6インチプレースなど、ひな型に対応しない緩和を使ったか → 使った:所属コースのハンディキャップ委員会に扱いを確認する
注意

「いつものコースではOKだった」は他コース・他競技では通用しません。ローカルルールの効力は、そのコース・その競技の中だけです。

2026年1月1日施行のローカルルールひな型改訂6項目

ひな型内容日本のコースへの影響
A-4内部OBを「そのホールのティーイングエリアから行うストロークにだけ適用する」と限定できる新オプション内部OB設定が多い日本のコースに直結。セカンド以降の扱いが変わり得る
E-14球が動いたと知らずにプレーした場合の扱い誤所からのプレーの罰の適用が整理される
F-2目玉球からの限定救済雨季・洋芝コースでの運用に影響
F-5グリーン周りの障害物からのライン・オブ・プレー救済を修理地にも拡張工事箇所が多いコースで適用範囲が広がる
G-6乗用カートに関する規定カート乗り入れルールの明文化に使える
G-9破損クラブの修理に、自分のバッグに入れて携行していた部品、またはコース上で他人が自分のために運んでいた部品を使えるようになった現場での修理対応が現実的になる
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なぜいまローカルルールが増えているのか

距離計測器は「使える」で終わらない——二層構造に注意

  1. 1階=ゴルフ規則4.3a … 高低差・傾斜補正・風などの機能は、その機能をONにしているだけで違反。ローカルルールで許可することもできません
  2. 2階=ひな型G-5 … 距離の計測そのものは標準で認められており、委員会がG-5を採用した場合のみ禁止される

ラウンド前ローカルルール確認チェックリスト7項目

#確認項目確認先3層のどれか
1スコアカード裏面の常設ローカルルールマスター室(受付時)◎の確認
2OB杭・内部OB・修理地(青杭・白線)の位置キャディ/マスター室◎(A-4)
3特設ティーの使用が任意か強制かマスター室/キャディ◎/△(E-5)
46インチプレースの可否(季節限定か)マスター室△
5打ち切り打数の上限マスター室/幹事△(ひな型なし)
6距離計測器の可否+補正機能OFF設定競技要項/自分の機器◎(G-5)+規則4.3a
7コンペ独自ルール(ワンペナ区域・新ペリア隠しホール)コンペ幹事判定フローにかける
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まとめ:3層で仕分ければ、迷いは判断に変わる

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次に読むと、この記事の判断がしやすくなります。

よくある質問

前進4打とプレーイング4は同じ意味ですか?

特設ティーはどこにありますか?使わないといけませんか?

6インチプレースは何センチまで動かせますか?

ダブルパー打ち切りルールは公式に認められていますか?

OKパットのルールは競技でも使えますか?

コンペ幹事が決めたルールが規則違反かどうか、どう見分けますか?

ローカルルールを守らないとペナルティはありますか?

距離計測器はどのコースでも使えますか?

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