素ダボを減らす方法|3ルート診断で90切りへ|データ検証
ゴルフの教科書 / 記事

素ダボを減らす方法|3ルート診断で90切りへ|データ検証

まな先生解説
こころ質問
すい要点整理

結論:素ダボを減らす全体の流れは「記録→診断→1点だけ直す」

3ステップの具体的な中身

  1. 記録する:総打数・パット数・ペナルティ打数・グリーンを外した方向、の4つを書く(後半で専用フォーマットを用意しました)
  2. 診断する:ペナルティ0でダボ以上だったホールを丸で囲み、4ルートに仕分ける
  3. 1点だけ直す:最も多かったルートの「最優先で直す1点」だけを次の2週間の練習テーマにする

なぜ「ダボ以上を減らす」が最優先なのか

そもそも素ダボとは?「素ダボ 意味」を正確に押さえる

そもそも素ダボとは?「素ダボ 意味」を正確に押さえる

素ダボと素トリの違い

素ダボの内訳は打数の組み合わせで決まる

内訳ショット数パット数どこで落としたか
2オン4パット24パッティングで2打
3オン3パット33寄せとパットで1打ずつ
4オン2パット42グリーンに乗るまでで2打
5オン1パット51乗るまでで3打、パットで1打取り返し
横スクロールできます
補足

パー3なら5打、パー5なら7打が素ダボです。パー3はティーショットが乗らない時点でボギー以上が濃厚になるため、グリーンを外す方向の選択が特に重要になります。

始める前の準備|「素ダボ特定スコアカード」を用意する

記入する4列

  1. 総打数:そのホールの打数
  2. パット数:グリーン上で打った回数(カラーからのパターは含めない、と決めておくと迷いません)
  3. ペナルティ打数:OB・池・アンプレヤブルで加算された罰打の数
  4. グリーンを外した方向:手前/奥/左/右。ピンに近い側(ショートサイド)に外したら★を付ける

ラウンド後の集計は3ステップで固定

  1. STEP1:③ペナルティが0で、かつダボ以上のホールだけ丸で囲む(=これが素ダボ)
  2. STEP2:丸を付けたホールを仕分ける。②パット数が3以上→パッティング系、①−②(=ショット数)が4以上→ショット系、④に★→グリーン周り往復型
  3. STEP3:最も多かったルートを次章の診断表に当て、練習メニューを1つだけ決める

記入済みサンプル(HCP18想定・素ダボ4ホール)

Hパー総打数パット罰打外した方向判定
34640乗った素ダボ/2オン4パット型
74620手前素ダボ/4オン2パット型
113520左★素ダボ/グリーン周り往復型
145730素ダボ/3オン3パット型(パー5は4オン3パット)
164621罰打ダボ(素ダボではない・対象外)
横スクロールできます
注意

記録の初回は「直そう」としないでください。直しながら測ると、いつもの自分のパターンが記録に出ません。最初の1ラウンドは測定に専念するのがコツです。

手順を順番に詳しく解説|素ダボ3ルート診断表で処方を決める

素ダボ4ルート診断表

ルート(a)典型シーン(b)スコアカードでの見分け方(c)根拠データ(d)1R推定発生数
①2オン4パット型グリーンには乗るが、ファーストパットが大オーバー→返しも外すパット数4以上3パット率:HCP11-15で14.51%、HCP15超で19.58%(Arccos Golf、2017)0〜1回
②3オン3パット型ボギーオンはするが寄らず、そこから3パットパット数3かつショット数3寄せワン成功率:HCP15で34%、HCP20で31%(Shot Scope/MyGolfSpy)1〜2回
③4オン2パット型2打目が乗らず、3打目のアプローチもダフリ/トップショット数(総打数−パット数)が4以上残り100yからのグリーンヒット率:HCP15で49%、HCP20で42%、HCP25で36%(Shot Scope)2〜4回
④グリーン周り往復型ショートサイドに外し、寄せが行ったり来たり外した方向に★「80%のゴルファーがショートサイドに外している」(Shot Scopeデータ/Practical Golf)1〜2回
横スクロールできます
ルート(e)最優先で直す1点(f)練習配分の目安
①2オン4パット型ファーストパットを1.8m以内に残す距離感練習(入れにいかない)パター6:アプローチ2:ショット2
②3オン3パット型ピンではなくグリーン中央4〜5m圏を狙うアプローチ5:パター3:ショット2
③4オン2パット型2打目をグリーン手前50〜80yに置く刻み距離の固定化ショット5:アプローチ3:パター2
④グリーン周り往復型ピンの反対サイドに外す方向設定を先に決めるアプローチ5:ショット3:パター2
横スクロールできます

①のカギは「入れる」ではなく「1.8m以内に残す」

③は残り100ヤードの成功率が現実を教えてくれる

つまずきやすいポイントと対処法|「3パット 減らす」より効く場所がある

素ダボ期待値シミュレーター(パー4・18ホール想定)

素ダボ発生数/R =(ボギーオン成功ホール数 × 3パット率)+(4オン以上ホール数 × 1.0)

  • パーオン率23%=4.1ホール(Shot Scope)
  • 残り13.9ホールのうち、ボギーオン成功を約8ホール、4オン以上を約6ホールと想定
  • 3パット率14.51%(Arccos Golf、2017)
シナリオ内容素ダボ数改善幅
基準HCP15の実測値約7.2回
A3パット率を14.51%→9.44%約6.8回約0.4打
B4オン以上を6→4ホール約5.2回2打
横スクロールできます

自分の数字で再現する

入力欄自分の値取り方
パーオン数___ ホール規定打数−2でグリーンに乗ったホール数
1R合計パット数___ 打記録フォーマットの②の合計
4オン以上の回数___ 回ショット数が4以上だったホール数
横スクロールできます

もう1つのつまずき:パーオンを前提にしてしまう

注意

「パーオンして2パットでパー」という理想像を基準に組み立てると、14ホール分の現実とズレます。ボギーオン+2パットのボギーを標準形に置き換えると、判断が一気に楽になります。

効率化・応用のコツ|「ボギーオン」を標準形にする組み立て方

コツ1:2打目の置きどころを距離で固定する

コツ2:ピンではなくグリーン中央を狙う

コツ3:練習メニューに落とし込む

ルート練習場(1回50〜80球)インドア/自宅パター練習
①2オン4パット型10球のみ、方向確認5m・10m・15mの距離感打ち分け各10球
②3オン3パット型30〜50yのアプローチ30球素振りでリズム固定1.5mを連続10本入るまで
③4オン2パット型50y・80y・100yを各20球(距離の固定化)ハーフショット確認2mを10球
④グリーン周り往復型「必ずピンを越す」寄せ20球ライ別の打ち分け素振り返しの1mを20球
横スクロールできます

コツ4:条件が悪い日は基準を1段下げる

  • 速いグリーン/砲台グリーン:ファーストパットの目標を1.8m圏から2m圏に緩め、必ずカップの手前側から攻める
  • 雨天:転がりが止まるため、アプローチもパットも強めが基本。刻み距離は10y短めに設定
  • 冬場の枯れ芝:ダフリが出やすいので、ロブ系をやめて転がすアプローチ一択にする
  • レディースティー/シニアティー:飛距離の前提が変わるため、刻み距離の固定値を50〜80yから30〜60yに調整する

注意点・リスク|「ゴルフ ダボ 減らす」で失敗しがちなこと

複数の要素を同時に直さない

記録そのものがプレーを乱さないようにする

ルール面の確認(2026年の更新)

注意

練習量を増やせば減る、という発想にも注意が必要です。方向が合っていない練習は、増やすほど遠回りになります。まずは1ラウンド記録して、診断してからにしましょう。

具体例・ケーススタディ|HCP18のAさんが2打縮めるまで

記録したラウンドの中身

  • 総スコア:97
  • パーオン:3ホール
  • 合計パット数:34
  • 罰打:2打(OB1回)
  • ダボ以上:7ホール(うち罰打ありが2ホール)

仕分け結果

ルート該当ホール数主な中身
①2オン4パット型115mのファーストパットが3mオーバー
②3オン3パット型1寄せが5mに残り3パット
③4オン2パット型2残り150yを狙って手前バンカー→出して乗らず
④グリーン周り往復型1ピン左に外し、往復で2打
横スクロールできます

直したのは1点だけ

なぜパット改善を後回しにできたのか

ラウンド単価が上がっている今だからこそ

よくある質問

素ダボと素トリの違いは何ですか?

3パットを減らすには何から始めればいいですか?

ボギーオンできれば90は切れますか?

ダボを減らすのとバーディを増やすのは、どちらが効きますか?

練習時間が少ない場合、何を優先すべきですか?

関連記事