まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
- 差し込んだら、乾く前に向きを合わせる
- カーボンシャフトに刃を当てない
※道具の価格は、価格.comマガジンに載っていた2026年10月8〜10日時点の最安値です。工賃は店舗や時期で変わります。
グリップ交換は自分でできる?結論と全体の流れ
- 古いグリップをカッターで切って外す
- 古いテープをはがし、シャフトをきれいにする
- 新しい両面テープを巻く(太くしたいときは、ここで巻き数を足す)
- 溶剤を入れてグリップを差し込み、向きを合わせる
- 乾かす
- 替える本数:本数が多いほど、自分でやるほうが得になりやすい
- シャフトの素材:カーボンで刃物を使うのが不安なら、お店に頼む
- 次のラウンドまでの日数:乾かす時間を取れるか
グリップ交換の時期はいつ?目安と2026年の動き

交換時期の目安
- 1年に1回、または36ラウンドを目安に交換する
- よくプレー・練習する人は、年2回(3月と8月)グリップの状態を確かめて交換する
2026年の値上げと新製品
- 値上げ:ゴルフパートナー蓮田店の店舗ブログ(2026年3月25日)に、ゴルフプライドのグリップは「4月1日より値上げいたします」と書かれていました。値上げ後の金額は書かれていません
- 新製品:ファウィックは2026年8月6日に、新グリップ『CP』を発表しました。「ゴルフプライド史上最もソフトなパフォーマンスグリップ」とうたっています。重さはスタンダードが53g、ミッドサイズが68gです。スタンダードは9月18日に発売、ミッドサイズは順次発売の予定とされています
始める前の準備・必要なものと溶剤の選び方
そろえる道具と参考価格
| 道具 | 役割 | 参考価格(確認日時) |
|---|---|---|
| フックカッター | 刃の先が曲がっていて、シャフトを傷つけにくい | 560円〜(10/8) |
| グリップ用両面テープ | シャフトとグリップをくっつける | 265円〜(10/10) |
| グリップ交換液 | グリップをすべらせて入れる | 528円〜(10/10) |
| テーブルバイス(万力) | クラブを固定する(任意) | 1,023円〜(10/10) |
| グリップガイド | バイスがないときに差し込みを助ける(任意) | 526円〜(10/9) |
| ステンレスのバット | 垂れた溶剤を受ける(任意) | 572円〜(10/10) |
- 最低限(カッター・テープ・交換液):1,353円
- バイスも買う場合:2,376円
溶剤はどれを使う?
| 項目 | グリップ交換液 | ホワイトガソリン |
|---|---|---|
| 使われている例 | 交換用として売られている | 工房で使っている(価格.comマガジン・ワッグル) |
| 乾かす時間 | 製品の表示を見る | ヘッドを上にして半日くらい(ワッグル) |
| 火気 | 製品の表示を見る | 作業場では火気厳禁(価格.comマガジン) |
ラウンド前日の夜に作業してもいい?
- 土曜の7時スタートで、金曜の21時に作業すると、乾かせるのは約10時間
- 「半日くらい」という目安に対して、余裕がほとんどない
- 木曜の夜までに作業すれば、1日以上の余裕ができる
- 金曜の夜しか時間がないなら、今回は替えずにラウンドするのもひとつの判断
ゴルフ グリップ交換のやり方を7ステップで解説
ステップ1〜3:古いグリップを外して下準備
- クラブを固定する:バイスがあれば固定します。グリップをまっすぐ入れたいときは、フェースが真横を向くように固定します
- 古いグリップを切る:ヘッド側から、シャフトに刃を当てないように切ります。先が曲がったカッターがおすすめです
- テープをはがして拭く:ドライヤーで温めると、はがれやすくなります。テープが取れたら、溶剤でシャフトを拭きます。のりが残っていると、新しいテープがくっつきにくくなったり、でこぼこになったりします
ステップ4〜7:テープを巻いて差し込む
- 両面テープを巻く:初めてなら、縦に貼る巻き方(縦巻き)が簡単です。すき間が大きいと溶剤が残って乾きにくくなるので、すき間を少なくします。表面のはくり紙は必ずはがします
- 溶剤を入れる:グリップの端の穴をふさいで溶剤を入れ、振って内側全体にいきわたらせます。テープにもかけます。慣れないうちは、たっぷり使うのがコツです
- 奥まで差し込む:最後に、グリップの端を地面にやや強めに押しつけて、奥まで入ったか確かめます
- 向きを合わせて乾かす:クラブを固定していても、グリップはねじれて入りやすいです。乾く前にねじれを直します
注意
乾くとグリップは動かせません。向きは、差し込んだ直後に合わせましょう。
つまずきやすいポイントと対処法
| よくある失敗 | 原因(記事での説明) | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 途中で止まる | 溶剤が足りない。太いグリップを一気に入れなかった | 溶剤はたっぷり使い、止めずに押し込む |
| ねじれて入る | 固定していても、ねじれて入りやすい | 乾く前に向きを直す |
| 表面がでこぼこ | のりが残っている | 巻く前に溶剤で拭く |
| なかなか乾かない | テープのすき間に溶剤が残る | すき間が少なくなるように巻く |
| グリップがくっつかない | はくり紙をはがし忘れた | 差し込む前に、はがしたか確かめる |
下巻きの巻き数とバランスの変わり方
巻き数と太さの目安
| 足す巻き数 | 太さの目安 |
|---|---|
| 2巻き | 約半サイズ太くなる |
| 4巻き | 約1サイズ太くなる(スタンダード→ミッドサイズに近い) |
| 4巻きより多く | グリップの形がくずれて、握った感じがぼやけやすい |
グリップの重さとバランス
- グリップが4〜5g重くなると、バランスは1ポイントくらい軽くなる(D0→C9くらい)
- ヘッドが1.5g重くなると、1ポイントくらい重くなる(D0→D1くらい)
選ぶ前のチェック
- □ 今のグリップは細い? ちょうどいい?(細いなら2巻き、かなり細いならミッドサイズを考える)
- □ 新しいグリップのカタログの重さは、今のものと比べてどうか
- □ 交換したあと、構えたときに太すぎたり細すぎたりしないか
注意点・リスク:カーボンシャフトと溶剤の扱い
- スチールシャフトは、カッターの刃が少し当たっても問題にはならない
- カーボンシャフトは、刃が当たると切れ込みが入り、最悪の場合はそこから折れることもある
- 工房では、シャフトを傷つけにくいプロ用のグリップカッターを使っている
| 作業 | カーボンシャフト | スチールシャフト |
|---|---|---|
| 切るとき | 先が曲がったカッターを使い、刃を当てないよう細心の注意をはらう | 先が曲がったカッターがおすすめ |
| 不安なとき | お店に頼む | 単品のクラブで練習する |
- 火の近くで作業しない(記事の工房でも、作業場は火気厳禁です)
- 窓を開けるなどして、換気する
- 使う製品の注意書きに従う
グリップ交換の工賃と損益分岐|自分でやるか店に頼むか
お店の工賃の例
- ポイントカードあり:220円
- ポイントカードなし:440円
- グリップ持ち込み:660円
本数別の計算
| 本数 | 自分で・最低限(1,353円) | 自分で・バイスあり(2,376円) | 持ち込み(660円/本) | カードなし(440円/本) |
|---|---|---|---|---|
| 2本 | 1,353円 | 2,376円 | 1,320円 | 880円 |
| 3本 | 1,353円 | 2,376円 | 1,980円 | 1,320円 |
| 4本 | 1,353円 | 2,376円 | 2,640円 | 1,760円 |
| 6本 | 1,353円 | 2,376円 | 3,960円 | 2,640円 |
- 持ち込み(660円)と比べる:最低限なら3本以上、バイスありなら4本以上で、自分でやるほうが安い
- カードなし(440円)と比べる:最低限なら4本以上、バイスありなら6本以上
- カードあり(220円)と比べる:最低限なら7本以上、バイスありなら11本以上
ケース別の目安
- ウェッジ2本だけ・初めて:持ち込み工賃は1,320円で、最低限の道具代(1,353円)とほぼ同じ。これからも自分でやるなら、練習を兼ねて自分でやるのもあり
- パター以外を全部まとめて替える:本数が多いので、自分でやるほうが安くなりやすい
- カーボンシャフトで刃物が不安、ラウンドまで2日:お店に、いつ受け取れるかを確かめて頼むのが安全
まとめ:次のラウンドから逆算して始めよう
よくある質問
Q. 溶剤は何で代用できますか?
Q. 交換したその日に使えますか?
Q. 工賃はいくらですか?
補足
価格・工賃・製品情報は、2026年10月10日までに確認できたものです。最新の情報は、お店やメーカーの公式サイトで確かめてください。




