シミュレーションゴルフ料金を徹底比較|1人1室で単価が2倍変わる話
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シミュレーションゴルフ料金を徹底比較|1人1室で単価が2倍変わる話

シミュレーションゴルフの料金は、「相場は月2万円」という平均値で判断すると高確率で損をします。実額を決めているのは相場ではなく、次の3つの構造だからです。

  1. 課金単位 — 1室(1打席)ごとの課金か、1人ごとの課金か
  2. 月あたりの利用回数 — 通い放題が都度払いを下回る損益分岐点
  3. 初年度総額 — 月額だけでなく入会金・事務手数料・前払い月会費を含めた合計

この記事では、公式サイトで料金表を確認できた実在5施設のデータを使い、この3軸であなた自身の実額を計算できるようにします。結論から言うと、1人で通うなら月額定額、2人以上で行くなら1室課金の都度払いが圧倒的に安くなります。そして日本のゴルファーの平均的な利用頻度(レジャー白書2025で年20.8回=月1.7回)では、通い放題プランの多くは元が取れません。

ポイント

「安い店を探す」のではなく「自分の使い方に合った課金構造を選ぶ」。同じ施設でも人数と時間帯で1人あたり単価は2倍以上変わります。

シミュレーションゴルフの料金はいくら?結論早見表

シミュレーションゴルフの料金は、都度払いで1回3,300円前後(55〜90分)、月額通い放題で5,478円〜25,300円が実勢です。ただし1人あたり実額は人数で最大2.7倍変わります。

以下は、2026年8月時点で各社公式サイトに掲載されている料金を、課金単位の違いが見えるように並べ替えた表です。上位記事によくある「エリア別おすすめ店リスト」ではなく、料金の構造そのものを比較します。

施設課金単位1人・90分2人・90分(1人あたり)4人・90分(1人あたり)月額プラン初期費用時間帯・曜日加算
バグース新宿店1人課金(30分単位)4,500円4,500円3,900円なし(都度のみ)なしあり(夜+400円/30分、金土日祝+200円、ワンドリンク制)
365 GOLF CLUB(メンバー平日)1室課金1,650円1,400円825円別途会員制会員登録要あり(ビジター・土日祝は上昇)
ゴルフシミュレーションPLAZA(ビジター)1室課金(55分+予備5分)3,300円要問合せ(同伴者料金あり)要問合せ(同伴者料金あり)16,500〜55,000円ビジターは不要/会員は13,200円なし(5:00〜24:00全日同額)
ステップゴルフ ベーシック(全日)月額定額(レッスン付)7,678円〜43,780円+月会費2か月分プランで時間帯制限あり
わたしのゴルフ鶴見(全日)月額定額(レッスン付)12,078円店舗により異なるプランで時間帯制限あり

(出典: 各社公式サイト。バグース新宿店、365 GOLF CLUB、ゴルフシミュレーションPLAZA、ステップゴルフ、わたしのゴルフ。2026年8月確認)

表から読み取れる3つの結論

表を縦ではなく横に読むと、相場記事では見えない事実が出てきます。

1つ目は、2人以上なら1室課金が圧勝すること。 365 GOLF CLUBのメンバー平日90分は、1名1,650円ですが3〜6名でも1室3,300円です。4人で割れば1人825円。同じ90分を1人で使う場合の半額です。

2つ目は、1人課金の店でも人数割引がある一方、単価の絶対値は高いこと。 バグース新宿店は1〜2名1,500円/30分(9:00〜19:00)、5名以上で1,100円/30分。90分換算すると1〜2名なら4,500円、5名以上でも3,300円です。人数を増やしても1室課金の825円には届きません。

3つ目は、月額定額は「1人でしか使えない」こと。 通い放題は本人のみ利用可能なので、友人や家族と行く用途では人数割の恩恵がゼロです。

まとめ

1人で黙々と練習する → 月額定額かPLAZAの会員制。2〜4人でワイワイ行く → 365 GOLF CLUBのような1室課金の都度払い。この分岐だけで年間数万円変わります。

そもそもシミュレーションゴルフとは?料金体系の基礎知識

そもそもシミュレーションゴルフとは?料金体系の基礎知識

シミュレーションゴルフとは、スクリーンに投影したコース映像に向かって実際にボールを打ち、弾道をセンサーで計測する屋内ゴルフ設備です。料金体系は大きく3種類に分かれます。

屋外の打ちっぱなしと違い、ボール1球いくらではなく「時間貸し」または「月額定額」が基本です。ここが料金比較で最初につまずくポイントになります。

料金体系は3タイプに分かれます

料金の形は、施設のビジネスモデルによって決まっています。

  1. 都度払い(ビジター)型 — 1回ごとに支払う。30分・55分・90分などの枠単位。ゴルフシミュレーションPLAZAの3,300円/55分、バグースの1,500円/30分がこれにあたります。
  2. 月額通い放題型 — レッスン付きのインドアゴルフスクールに多い形。ステップゴルフやわたしのゴルフが該当し、月5,478円〜12,078円程度。
  3. 会員制(月額+利用権)型 — 月会費を払って優先利用・割引料金を得る形。ゴルフシミュレーションPLAZAのウィークデイ会員16,500円、365 GOLF CLUBのメンバー料金がこれです。

インドアゴルフの料金相場はなぜバラつくのか

インドアゴルフの料金相場が語りにくいのは、施設数そのものが急増して価格帯が広がったからです。

公益社団法人全日本ゴルフ練習場連盟(JGRA)の2022年10月時点の実態調査によると、全国の練習場はアウトドア2,364か所(前年比▲31)に対し、インドアは1,322か所(前年比+57)。構成比はアウトドア64%・インドア36%でした。

アウトドアが減りインドアが増える流れは現在も続いており、東京商工リサーチは2025年11月のレポートで、インドアは「新規出店のコスト負担が比較的軽いことから街中に乱立」していると分析しています。参入コストが低い分、高級路線から格安路線まで価格帯が分散し、「相場」という一本の数字が成立しにくくなっているのが実情です。

補足

だからこそ「相場より安いか」ではなく「自分の利用条件でいくらになるか」で判断する必要があります。次章から具体的に計算していきます。

シミュレーションゴルフの1時間料金はいくら?課金単位で比べる

シミュレーションゴルフの1時間料金は、1人利用なら1,650円〜3,600円が目安です。ただし1室課金の施設を複数人で使うと、1人あたり550円〜900円まで下がります。

この「1室課金か1人課金か」という軸は、ほとんどの比較記事が触れていません。しかし複数人利用では料金差が2〜3倍になる、最も影響の大きい要素です。

1室課金の施設は人数が増えるほど得になります

1室課金とは、打席(部屋)ごとに料金が決まり、何人で入っても総額が変わらない(または微増する)方式です。

365 GOLF CLUBの90分料金(1室あたり)を見ると構造がはっきりします。

人数メンバー平日(1室)1人あたりビジター土日祝(1室)1人あたり
1名1,650円1,650円2,400円2,400円
2名2,800円1,400円4,300円2,150円
3〜6名3,300円550〜1,100円4,800円800〜1,600円

(出典: 365 GOLF CLUB公式サイト)

6名で使えば、メンバー平日で1人550円。ビジター土日祝でも1人800円です。屋外の打ちっぱなし1回分より安い水準になります。

1人課金の施設は人数割引があっても割高になりがちです

1人課金は、来店した人数分だけ料金が発生する方式です。人数が増えると単価が下がる設定もありますが、下がり方は緩やかです。

バグース新宿店のシミュレーションゴルフ料金(30分/1名)は以下の通りです。

人数9:00〜19:0019:00〜9:00
1〜2名1,500円1,900円
3〜4名1,300円1,700円
5名以上1,100円1,500円

※金土日祝・祝前日は各+200円、全席ワンドリンクオーダー制(出典: BAGUS公式 新宿店)

5名以上でも1人1,100円/30分なので、90分なら3,300円。365 GOLF CLUBの3〜6名1室3,300円(=1人550円)と比べると、同じ90分・同じ人数で6倍の差です。

バグースのシミュレーションゴルフ料金は加算構造に注意が必要です

バグースを例に、表示価格と実額のズレを検証します。夜・週末・ドリンクの3つで料金は跳ね上がります。

金曜19:30から2名で90分利用した場合を計算してみます。

  • 基本(19:00〜9:00、1〜2名): 1,900円 × 3コマ(30分×3) = 5,700円
  • 金曜加算: +200円 × 3コマ = 600円
  • 小計: 1人6,300円
  • これに全席ワンドリンクオーダー制のドリンク代が加算

昼間の平日(1,500円×3=4,500円)と比べると1.4倍以上。ドリンク代を入れれば1.5倍を超えます。「1時間1,000円〜」といった相場表記が、いかに実額から離れるかがわかります。

注意

深夜・週末料金、ワンドリンク制、ロッカー代などは料金ページの下部や注釈に小さく書かれていることが多いです。予約前に「合計でいくらになるか」を必ず確認してください。

月額プランと都度払い、どちらが得か?損益分岐を計算する

通い放題プランが都度払いより得になるのは、初期費用を按分した上で月3〜4回以上通う場合です。月2回以下の利用なら、都度払いの方が年間で数万円安くなります。

上位記事は「通いたい放題ならお得」と書きますが、その分岐点を数字で示したものはほとんどありません。ここで実際に計算します。

損益分岐回数の計算式

判断に使う式はシンプルです。

``` 損益分岐回数(月) =(月額料金 + 初期費用 ÷ 継続予定月数)÷ 都度払い1回あたり単価 ```

この式が出す数字より多く通えるなら月額プラン、少ないなら都度払いが有利になります。ポイントは初期費用を「何か月で使い切るか」を自分で決めて按分することです。

実データで計算してみます

ステップゴルフ ベーシック(全日プラン)を例に、都度払いの比較対象をゴルフシミュレーションPLAZAのビジター3,300円として計算します。

ケースA: 12か月継続する場合

  1. 月額: 7,678円
  2. 初期費用43,780円 ÷ 12か月 = 3,648円/月
  3. 実質月額: 7,678 + 3,648 = 11,326円
  4. 11,326円 ÷ 3,300円 ≒ 月3.4回

ケースB: 24か月継続する場合

  1. 初期費用43,780円 ÷ 24か月 = 1,824円/月
  2. 実質月額: 7,678 + 1,824 = 9,502円
  3. 9,502円 ÷ 3,300円 ≒ 月2.9回

つまり1年でやめる想定なら月3.4回、2年続ける想定でも月2.9回通わないと元が取れません。なお、ステップゴルフは入会時に月会費2か月分(初月は日割り)が別途必要なため、初月の持ち出しは上記よりさらに増えます。

日本のゴルファー平均では通い放題は元が取れません

ここに実際の利用実態を重ねると、判断がはっきりします。

公益財団法人日本生産性本部 余暇創研「レジャー白書2025」(速報版)によると、2024年のゴルフ(練習場)の年間平均活動回数は20.8回、年間平均費用は36.3千円でした。

年20.8回は月1.7回。1回あたりの費用に直すと約1,745円です。この平均的な頻度で全日通い放題(実質月額11,326円)に入ると、年間の支払いは135,912円になります。平均費用36.3千円との差は約10万円の払い過ぎです。

もちろん平均には屋外の打ちっぱなしも含まれるため単純比較はできませんが、「入会すれば通うようになるはず」という前提が、統計的にはかなり楽観的であることは押さえておくべきです。

自分の数字を入れる早見表

以下の空欄を埋めれば、あなた自身の分岐点が出ます。

項目記入欄例(ステップゴルフ全日/12か月)
① 月額料金7,678円
② 初期費用(入会金+手数料+前払い分)43,780円
③ 継続予定月数か月12か月
④ 実質月額(① + ② ÷ ③)11,326円
⑤ 都度払い1回単価3,300円
⑥ 損益分岐回数(④ ÷ ⑤)回/月3.4回/月
⑦ 実際に通えそうな回数回/月
ポイント

⑦が⑥を上回るなら月額プラン、下回るなら都度払い。迷ったら「先月ゴルフ練習に何回行ったか」を⑦に入れてください。願望ではなく実績が正解に近いです。

初年度総額で比較すると順位が入れ替わります

月額料金だけの比較は、初期費用を無視した不完全な比較です。入会金・事務手数料・前払い月会費を足した「初年度総額」で見ると、月額の安い店が逆転されるケースが実際にあります。

この視点も、上位の比較記事にはほぼ存在しません。

初年度総額の試算

公式サイトで初期費用を確認できた2施設で、1年間通った場合の総額を出します。

項目ステップゴルフ ベーシック(全日)ゴルフシミュレーションPLAZA(ウィークデイ会員)
月額7,678円16,500円
年間月額合計(12か月)92,136円198,000円
入会金初期費用43,780円に含む11,000円
事務手数料同上2,200円
初期費用43,780円
初年度総額(概算)135,916円+月会費2か月分前払い211,200円

(出典: ステップゴルフ公式「料金・入会について」、ゴルフシミュレーションPLAZA公式。2026年8月時点)

ステップゴルフは月額が安い代わりに初期費用が大きく、初年度で見ると月額の1.5倍近い上乗せが発生します。一方PLAZAは初期費用が13,200円と軽く、月額の比率が高い構造です。

継続期間が短いほどステップゴルフ型(初期費用重・月額軽)は不利、長いほど有利という関係になります。3か月でやめた場合、ステップゴルフの実質月額は7,678+43,780÷3=22,271円まで跳ね上がります。

初期費用が下がる条件を必ず確認します

ステップゴルフの現行初期費用は39,800円(税込43,780円)ですが、無料体験後7日以内に入会すると29,800円(税込32,780円)になります(2026年8月時点の公式表記)。差額は11,000円です。

体験のタイミングを1日ずらすだけで1万円変わるので、体験予約の前に入会期限を確認しておくのが得策です。

注意

キャンペーンで免除・割引された入会金は、短期解約時に「返還・追徴」の条項が付いていることがあります。契約書の該当条項を必ず読んでください。

サービス・設備で比較するときの見るべき点

料金が近い施設を比べるときは、「1回あたりの実利用時間」と「予約の取りやすさ」が実質単価を左右します。設備スペックより、この2つの方が体感差が大きいです。

実利用時間は表示枠より短いことがあります

「60分」と書かれていても、準備・片付けを含む枠なのか、打てる時間なのかで実質が変わります。

ゴルフシミュレーションPLAZAは1コマ55分+予備5分と明記しており、この点は良心的な表記です。一方、入退室込みで60分の施設では、実際に打てるのは50分程度になることもあります。1回3,300円なら、5分の差は約275円分です。

通い放題でも予約枠が取れなければ実質単価は上がります

月額定額の最大のリスクは、「通い放題だが予約が取れない」状態です。

月7,678円のプランで月4回通う前提だったのに、枠が埋まって月2回しか行けなければ、実質単価は1,920円から3,839円へ倍増します。契約前に以下を確認してください。

  • 同時に予約できる枠数の上限(1件のみか、複数先まで取れるか)
  • 予約開始のタイミング(何日前の何時から)
  • キャンセル待ちの仕組みと当日キャンセル料
  • 混雑する曜日・時間帯の実際の空き状況
補足

体験時に「今週の平日19時台の空き状況を見せてください」と頼むのが最も確実です。画面を見せてもらえれば実態がわかります。

レンタル・付帯サービスは差が小さくなっています

クラブ・シューズ・グローブの無料レンタル、手ぶらOK、シャワー完備といったサービスは、インドア施設の増加で標準装備になりつつあります。差別化要素として重視しすぎない方が良い項目です。

ただしワンドリンクオーダー制のように「必須の追加出費」がある場合は、料金として計算に入れる必要があります。バグースは全席ワンドリンク制なので、実質的にドリンク代が固定費です。

契約前に料金表の外側を確認する7項目

料金トラブルのほとんどは、料金表に載っていない条件で起きます。契約前に以下の7項目を確認してください。確認方法もセットで示します。

#確認項目確認方法(規約条項名/質問文例)
1初期費用に何が含まれるか(入会金・事務手数料・前払い月会費の月数)「初回のお支払い総額は、今日入会するといくらになりますか?」と体験時に聞く
2最低利用期間と退会申出の締切日会員規約の「退会」「契約期間」条項。「退会は前月何日までの申出ですか?」
3割引・免除された入会金の返還条項規約の「入会金の取扱い」「中途解約」条項
4課金単位(1室か1人か)と同伴者料金「友人と2人で行った場合、合計いくらですか?」
5時間帯・曜日・祝前日の加算額とオーダー必須条件料金ページの注釈・脚注。「表示価格以外にかかる費用はありますか?」
6予約枠の上限と同時予約可能数「同時に何件まで予約できますか?」+実際の空き画面を見せてもらう
7回数券・年間前払いの残高が閉店時にどう扱われるか規約の「休業・閉店」「前受金」条項

7番目が特に重要な理由

回数券や年間前払いの閉店リスクは、いま現実に高まっています。

東京商工リサーチのTSRデータインサイト(2025年11月23日)によると、ゴルフ練習場の倒産は2025年1〜10月で6件発生し、過去20年の年間最多(2008年・2020年の各5件)を更新しました。6件すべて原因は販売不振で、負債1億円未満が4件(66.6%)でした。

件数の推移を見ると急変が明らかです。2021年1件、2022年0件、2023年1件、2024年2件だったものが、2025年は10か月で6件。前年の3倍ペースです。

背景として、東京新聞(2025年12月1日)は、ゴルフ練習場利用者が1993年の2,020万人から2024年は450万人へ減少し、屋外施設は老朽化と運営コスト上昇で値上げが相次いでいると報じています。インドア施設の乱立による顧客争奪も指摘されています。

注意

「年間一括払いで20%オフ」のような大幅割引は、資金繰りを前受金に頼っているサインである可能性もあります。割引率の高さだけで飛びつかず、店舗の運営歴・系列規模・前受金の取扱い条項を確認してください。

まとめ

料金表の外側にある7項目のうち、①初期費用の総額、②退会申出の締切、⑦前払い残高の扱いの3つは、金額インパクトが特に大きい項目です。最低でもこの3つは必ず聞いてください。

タイプ別のおすすめ:あなたはどの料金プランを選ぶべきか

利用スタイルごとに最適解は明確に分かれます。「1人か複数人か」「月3.5回通えるか」の2問で、ほぼ結論が出ます。

月3.5回以上・1人で通う人 → 月額通い放題

損益分岐(月2.9〜3.4回)を確実に超えるなら、通い放題が最も安くなります。レッスンを受けたいならステップゴルフやわたしのゴルフのようなスクール型、自主練だけならわたしのゴルフの打ちっぱなしプラン(鶴見店8,980円)のようなレッスンなしプランが選択肢です。

ただし初期費用を按分した実質月額で判断してください。3か月でやめる可能性があるなら、この選択は不利になります。

月1〜2回・1人で通う人 → 都度払い

レジャー白書2025が示す平均頻度(月1.7回)の人は、こちらが正解です。ゴルフシミュレーションPLAZAのビジター料金は3,300円で入会金・事務手数料が不要なため、月2回でも6,600円。通い放題の実質月額11,326円より年間5万円以上安くなります。

2〜6人のグループで行く人 → 1室課金の都度払い

365 GOLF CLUBのような1室課金の施設を選んでください。4人で90分3,300円なら1人825円。月額プランでは絶対に実現できない単価です。

人数が読めない場合も、1室課金なら「1人でも損はしない(1名1,650円)」ので、リスクが小さい選択になります。

夜や週末しか行けない人 → 加算のない施設

バグースのように時間帯・曜日加算がある施設は、夜・週末利用者にとって実質1.4倍以上の料金になります。ゴルフシミュレーションPLAZAは5:00〜24:00全日同額なので、生活リズムが不規則な人には向いています。

接待・仕事仲間と使う人 → 法人プランを確認

ゴルフシミュレーションPLAZAには法人レギュラー会員(月額55,000円)があります。複数名で使う頻度が高いなら、個人で複数契約するより有利になる場合があります。

ポイント

迷ったら「都度払いで3回行ってみる」が最も損の少ない選択です。実際の通う頻度がわかってから月額プランを検討すれば、初期費用の判断を間違えません。

始め方と申し込みの流れ

申し込みは体験→見積確認→契約の3段階です。体験の当日に即決しないことで、初期費用の判断ミスを防げます。

都度払いの場合(最短当日)

  1. 公式サイトまたは予約アプリで日時・人数を指定して予約する
  2. 人数と時間帯を変えて総額を試算し、最も安い枠を選ぶ
  3. 当日は手ぶらでOKか、レンタル料が別途かかるかを確認する
  4. 会計時に表示価格以外の費用(ドリンク代・ロッカー代)を確認する

月額プランの場合(体験から入会まで)

  1. 無料体験を予約する(この時点で入会キャンペーンの期限を確認)
  2. 体験当日に、前章の7項目チェックリストで質問する
  3. 初回支払総額の内訳を書面またはメールでもらう
  4. その場で決めず、損益分岐計算をしてから判断する
  5. 期限内(ステップゴルフなら体験後7日以内)に入会手続きをする
注意

ステップゴルフのPREMIUM業態は決済がクレジットカードのみです(2026年8月時点の公式表記)。支払方法の制限は事前に確認してください。

失敗しない選び方の手順

以下の5ステップを順に実行すれば、料金判断で大きく外すことはありません。所要時間は30分程度です。

  1. 先月の練習回数を書き出す — 願望ではなく実績を使う。これが損益分岐計算の⑦になります。
  2. 1人で行くか複数人で行くかを決める — 複数人なら1室課金の施設を優先的に探します。
  3. 候補3施設の公式料金ページを開き、初期費用と加算条件をメモする — 月額だけを見ないこと。
  4. 損益分岐計算をする —(月額+初期費用÷継続予定月数)÷都度払い単価。手順1の回数と比較します。
  5. 体験時に7項目チェックリストで質問する — 特に退会申出の締切日と前払い残高の扱い。
まとめ

「相場より安いか」ではなく「自分の回数と人数でいくらか」。この視点に切り替えるだけで、年間数万円の差が生まれます。まずは手順1の「先月何回行ったか」から始めてください。

よくある質問

シミュレーションゴルフの1時間料金の相場はいくらですか?

1人利用で1,650円〜3,600円程度です。ゴルフシミュレーションPLAZAは55分3,300円、365 GOLF CLUBはメンバー平日90分1,650円(1時間換算で約1,100円)、バグース新宿は昼間1,500円/30分(1時間3,000円)です。ただし複数人で1室課金の施設を使えば、1人あたり550〜900円まで下がります。

バグースのシミュレーションゴルフ料金はいくらですか?

新宿店の場合、30分あたり1名1,500円(9:00〜19:00・1〜2名)からです。19:00〜9:00は1,900円、3〜4名は1,300円/1,700円、5名以上は1,100円/1,500円と人数で下がります。金土日祝・祝前日は各+200円、さらに全席ワンドリンクオーダー制のためドリンク代が別途必要です(出典: BAGUS公式 新宿店、2026年8月時点)。

シミュレーションゴルフの月額相場はどのくらいですか?

レッスン付きで月5,478円〜12,078円、会員制の利用権型で月16,500円〜25,300円が実勢です。ステップゴルフ ベーシックは平日デイタイム5,478円〜・全日7,678円〜、わたしのゴルフ鶴見店は全日12,078円、ゴルフシミュレーションPLAZAはウィークデイ会員16,500円・プラチナ会員22,000円です。ただし初期費用を按分すると実質月額は数千円上がります。

都度払いと月額、どちらが安いですか?

月3〜4回以上通うなら月額、月2回以下なら都度払いが安くなります。ステップゴルフ全日(月額7,678円+初期費用43,780円)を12か月継続する前提だと、実質月額11,326円÷都度払い3,300円で損益分岐は月3.4回です。レジャー白書2025によると練習場利用者の年間平均活動回数は20.8回(月1.7回)なので、平均的な頻度の人は都度払いが有利です。

年間前払いや回数券は買っても大丈夫ですか?

閉店時の残高の扱いを確認してから判断してください。東京商工リサーチによると、ゴルフ練習場の倒産は2025年1〜10月で6件と過去20年の年間最多を更新しており、2024年の2件から急増しています。契約書の「休業・閉店」「前受金」条項で返金の可否を確認し、大幅割引の長期前払いには特に慎重になるべきです。

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シミュレーションゴルフの料金は、平均値ではなく課金単位・利用回数・初年度総額の3軸で決まります。まずは「先月何回練習に行ったか」と「誰と行くか」の2つを書き出すところから始めてください。この2つが決まれば、選ぶべきプランは自動的に絞られます。

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