ゴルフコンペ幹事のやり方|初参加でも回る準備3ステップ
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ゴルフコンペ幹事のやり方|初参加でも回る準備3ステップ

ゴルフコンペの幹事は、「2か月前から逆算して7ステップで動く」のが正解です。やることは多く見えますが、実際には「ゴルフ場予約」「参加者集め」「競技方法と賞の決定」「集金」「当日運営」の5つに集約されます。この記事では、初めて幹事を任された方が当日まで迷わないよう、時系列の手順・費用の内訳・集計方法・トラブル対処までを具体的な数字つきで解説します。

読み終えるころには、次に何をすればいいかがすべて決まっている状態になります。

ポイント

幹事の失敗の大半は「準備不足」ではなく「決めるのが遅い」ことが原因です。ゴルフ場と競技方法さえ早めに固めれば、あとは流れ作業で進みます。

結論:ゴルフコンペ幹事のやり方は7ステップ

ゴルフコンペの幹事は、開催2か月前のゴルフ場予約から当日の表彰まで7ステップで進めます。この順番を守れば、初めてでも抜け漏れなく運営できます。

全体像は次のとおりです。

ステップ時期の目安やること所要時間
①企画を決める2〜3か月前日程・人数・予算・目的30分
②ゴルフ場を予約2か月前電話でコンペ枠を確保1時間
③参加者を募集6〜8週間前案内文の配信・締切設定30分
④競技方法と賞を決定4週間前ルール・賞品の選定1〜2時間
⑤組み合わせと集金1〜2週間前組表作成・参加費回収1〜2時間
⑥前日準備前日賞品搬入・スコア表印刷1時間
⑦当日運営当日受付・集計・表彰終日

合計しても、事前準備の実作業は5〜7時間程度です。多くの方が「大変そう」と感じるのは、作業量ではなく「何をいつやるか分からない」ことが原因です。

補足

社内コンペや取引先コンペなど、参加者が固定されている場合はステップ③が大幅に短縮されます。逆に、初対面の人が混ざるオープンなコンペでは、③と⑤に時間がかかると考えてください。

そもそもゴルフコンペの幹事とは?何をする役割か

そもそもゴルフコンペの幹事とは?何をする役割か

ゴルフコンペの幹事とは、開催の企画から当日の表彰までを取り仕切る責任者のことです。ゴルフ場との窓口、参加者との連絡、お金の管理という3つの役割を1人(または数人)で担います。

幹事の仕事は「3つの窓口」に分けられる

幹事の業務は、連絡先ごとに整理すると理解しやすくなります。

  1. ゴルフ場との窓口:予約、人数変更の連絡、当日の進行確認、パーティー会場の手配
  2. 参加者との窓口:案内文の配信、出欠管理、組み合わせ発表、集合時間の周知
  3. お金の窓口:参加費の設定、集金、賞品購入、精算報告

このうち、トラブルが起きやすいのは3つ目のお金の窓口です。参加費が足りなくなって幹事が自腹を切る、というのは実際によくある失敗です。

幹事は1人でやらなくていい

人数が15名を超えるなら、副幹事を1〜2名立てるのが現実的です。

役割分担の例は次のとおりです。

  • メイン幹事:ゴルフ場予約、全体進行、表彰の司会
  • 会計担当:集金、賞品購入、精算
  • スコア集計担当:当日のスコア回収と順位計算

特に当日は、自分もプレーしながら運営することになります。最終組でプレーしていると、集計開始が30分以上遅れることもあります。集計担当を早い組に入れておくだけで、進行が驚くほどスムーズになります。

ポイント

幹事自身は「最終組の1つ前」に入るのがおすすめです。最終組だとパーティー準備が間に合わず、早い組だと待ち時間が長くなります。

始める前の準備|決めるべき5項目と必要なもの

幹事が最初にやるべきことは、「日程・人数・予算・競技方法・賞品」の5項目を仮決めすることです。この5つが決まれば、ゴルフ場への予約電話が1本で済みます。

最初に決める5項目

項目決め方の目安注意点
日程2〜3か月先の土日または平日3連休・GW・お盆は料金が1.5〜2倍
人数4の倍数(1組4名)半端な人数は3名組を作って調整
予算プレー費+参加費参加費は3,000〜5,000円が相場
競技方法新ペリア方式が主流初心者が多いならダブルペリアも
賞品参加人数の6〜7割に行き渡る数全員に何か当たる設計が満足度高

準備しておく持ち物リスト

当日、幹事が持参すべきものは次のとおりです。

  • スコア集計用のノートPCまたはタブレット(集計アプリ・表計算ソフト)
  • 参加者名簿と組み合わせ表(印刷10部程度)
  • 集金用の封筒と釣り銭(千円札を20枚程度)
  • 賞品(前日にゴルフ場へ配送しておくと当日が楽)
  • 予備のスコアカード、筆記用具
  • 領収書を入れるクリアファイル
注意

賞品を当日車で運ぶのは避けてください。20名規模でも段ボール2〜3箱になり、積み下ろしだけで20分は消えます。ゴルフ場に事前配送すると伝えれば、フロントで預かってくれるところがほとんどです。

予算の組み方(20名の実例)

参加費の設定を感覚で決めると、必ずどこかで足が出ます。次のように積み上げてください。

参加費4,000円 × 20名 = 80,000円の使い道例

用途金額内訳
優勝〜3位賞品25,000円1万・8千・5千円+α
4〜10位賞品21,000円3,000円 × 7名
ドラコン・ニアピン12,000円3,000円 × 4名分
ブービー・飛び賞9,000円3,000円 × 3名
参加賞10,000円500円 × 20名
予備費3,000円追加の釣り銭・雑費

この配分だと、20名中17名が何かしらの賞品を持ち帰れます。「もらえなかった人」が3名以内に収まると、場の空気がかなり良くなります。

補足

会社の経費補助が出る場合は、参加費を下げるのではなく賞品を豪華にするほうが満足度が上がりやすい傾向があります。参加費2,000円で寂しい賞品より、4,000円で優勝賞品が良いほうが盛り上がります。

ゴルフコンペ幹事のやり方を順番に詳しく解説

ここからは、2〜3か月前から当日まで、7ステップを時系列で解説します。各ステップの所要時間と具体的な行動まで落とし込みます。

ステップ①:企画を決める(2〜3か月前・30分)

最初に紙1枚に次を書き出します。

  1. 目的:親睦重視か、真剣勝負か(賞品構成が変わります)
  2. 日程候補:第1〜第3希望まで用意
  3. 想定人数:確定人数ではなく「12名前後」など幅で
  4. エリア:参加者の集まりやすい場所から車で1時間以内が目安
  5. 予算感:プレー費の上限(1人1万5千円まで、など)

日程は土曜より日曜、日曜より平日が安く取りやすい傾向があります。社内コンペなら金曜開催も検討する価値があります。

ステップ②:ゴルフ場を予約する(2か月前・1時間)

コンペ予約は、ネット予約ではなく電話が確実です。ネットの通常予約枠では、パーティー会場や表彰式の時間を押さえられないためです。

電話で伝える内容は次の6点です。

  1. コンペである旨と希望日
  2. 想定人数(「12〜20名」と幅で伝える)
  3. スタート時間の希望(アウト・インの同時スタートが理想)
  4. パーティーの有無と会場利用時間
  5. 賞品の事前配送が可能か
  6. 人数確定の締切日

確認しておくべきポイントは次のとおりです。

  • キャンセル料の発生日:多くは1〜2週間前から。「7日前50%、前日100%」など施設により差があります
  • 最少催行人数:コンペ扱いには8名以上や3組以上が条件のことが多い
  • 表彰式に使える部屋があるか:レストランの一角しか使えない場合、マイクが使えないことも
  • 集計室・PCの貸出:ゴルフ場側で集計してくれるプランもあります
注意

人数確定の締切とキャンセル料の発生日は、必ずメモしてください。締切後のキャンセルは幹事が立て替えることになりがちです。案内文にも「◯月◯日以降のキャンセルは参加費を頂戴します」と明記しておくと、後のトラブルを防げます。

ステップ③:参加者を募集する(6〜8週間前・30分)

案内文には次の8項目を入れます。抜けやすいのは「集合時間」と「服装規定」です。

  1. コンペ名と開催日
  2. ゴルフ場名・住所・電話番号
  3. 集合時間とスタート時間
  4. プレー費の概算と参加費
  5. 競技方法(新ペリア方式など)
  6. 表彰式の有無と終了予定時刻
  7. 申込締切日
  8. 幹事の連絡先

案内文の例(そのまま使えます)

第◯回◯◯ゴルフコンペのご案内

日時:2026年◯月◯日(日)8:00集合/8:30スタート

場所:◯◯カントリークラブ(TEL: 000-000-0000)

費用:プレー費 約14,000円(当日精算)+ 参加費 4,000円

競技:18ホール・新ペリア方式

表彰式:プレー後、クラブハウス2階にて(16:30終了予定)

締切:◯月◯日(金)まで

※◯月◯日以降のキャンセルはキャンセル料を頂戴します

※クラブハウス内はジャケット着用をお願いします

締切はゴルフ場の人数確定締切の1週間前に設定してください。人数変更の連絡や、キャンセル待ちの調整に時間が必要だからです。

ステップ④:競技方法と賞を決める(4週間前・1〜2時間)

競技方法は、参加者のレベル差に応じて選びます。詳しくは後の章で比較しますが、初心者混在なら新ペリア方式が無難です。

賞は次のように設計すると盛り上がります。

  • 順位賞:優勝・準優勝・3位(ネットスコア順)
  • 飛び賞:5位・10位・15位など人数に応じて
  • ブービー賞:ブービー(下から2番目)は賞品あり、最下位はなしが慣例
  • ドラコンドライバーの飛距離。男女別に設定すると公平
  • ニアピン:パー3のホールでピンに近い人。通常2〜4ホール設定
  • 参加賞:全員に配る小物(ボール、ティー、タオルなど)
ポイント

賞品選びで迷ったら、「かさばらない・重くない・好みが分かれない」の3条件で選んでください。具体的には商品券、ゴルフボール、食品ギフト、洗剤などが安全です。優勝トロフィーは持ち帰りが大変なので、小型のものかカップの持ち回りにするのがおすすめです。

ステップ⑤:組み合わせと集金(1〜2週間前・1〜2時間)

組み合わせは、「レベル」ではなく「関係性」で組むのが基本です。

組み方の優先順位は次のとおりです。

  1. 初対面同士を作らない:各組に必ず「橋渡し役」を1人入れる
  2. 上級者と初心者を混ぜる:初心者だけの組は進行が遅れ、後続に迷惑がかかります
  3. 役職・立場を散らす:全員が上司の組は気疲れします
  4. 女性が1人だけの組を避ける:可能なら2人以上か、配慮のある組へ

集金は、当日ではなく事前徴収が圧倒的に楽です。

集金方法メリットデメリット
事前振込当日の手間ゼロ、未払い把握が容易振込手数料の負担が発生
送金アプリ手数料が安く即時使っていない人がいる
当日現金全員が対応可能釣り銭準備・受付が混雑

現実的には「送金アプリ or 振込を基本、当日現金も可」のハイブリッドが最も回ります。当日現金の人がいる前提で、千円札20枚は必ず用意してください。

ステップ⑥:前日準備(前日・1時間)

前日にやることは次の5つです。

  1. ゴルフ場へ最終人数の確認電話:キャンセルが出ていないか相互確認
  2. 参加者へリマインド連絡:集合時間・場所・持ち物を再送
  3. スコア表と組み合わせ表の印刷:参加人数+5部
  4. 賞品の到着確認:事前配送した場合はゴルフ場に着荷確認
  5. 集計ファイルの動作確認:表計算ソフトの数式が正しく動くかテスト入力
注意

天候が怪しいときは、前日夕方に中止・短縮の判断基準をゴルフ場に確認しておいてください。「雷注意報が出たら中断」「大雨でクローズの場合はプレー費全額返金」など、施設ごとにルールが異なります。参加者にも「中止判断は当日朝6時に連絡します」と伝えておくと混乱しません。

ステップ⑦:当日の運営(当日・終日)

当日のタイムラインは次のようになります。

時刻幹事の動き
集合1時間前到着・フロントで最終確認・賞品受け取り
集合30分前受付設置・組み合わせ表の掲示
集合時間受付・集金・当日の流れを口頭説明(3分程度)
スタート前ドラコン・ニアピンの旗の位置を確認
ハーフ終了前半のスコア回収(後半の集計時間を短縮できます)
プレー終了スコアカード全回収・集計開始
集計中賞品を順位順に並べる
表彰式挨拶→成績発表→賞品授与→締めの挨拶

受付での説明は、長くても3分以内に収めてください。参加者は練習やトイレに行きたい時間帯です。伝えるのは「集金」「ドラコン・ニアピンの場所」「表彰式の時刻と場所」の3点だけで十分です。

まとめ

7ステップの要は「ステップ②の予約電話」と「ステップ⑤の集金」です。この2つを早めに片付ければ、残りは連絡と当日の進行だけになります。

新ペリアとダブルペリアはどちらが良い?競技方法の選び方

初心者が混ざるコンペでは新ペリア方式(ダブルペリア)が最適です。隠しホール12個からハンディキャップを算出するため、実力差が大きくても優勝の可能性が全員に残ります。

主な競技方法の比較

方式隠しホール数向いている場面実力差への強さ
ペリア方式6ホール実力が近いメンバー
新ペリア(ダブルペリア)12ホール初心者混在の親睦コンペ
新新ペリア(トリプルペリア)15ホール超初心者が多い場合
オリンピック方式少人数の遊び
ストロークプレー実力勝負・上級者の会×

呼び方が紛らわしいのですが、「新ペリア」と「ダブルペリア」は同じものです。隠しホールが12個ある方式を指します。

新ペリアのハンディキャップ計算式

計算式は次のとおりです。

HDCP =(隠し12ホールの合計スコア × 1.5 − コースのパー72)× 0.8

具体例で見てみましょう。

  • 隠し12ホールの合計が60打の場合
  • 60 × 1.5 = 90
  • 90 − 72 = 18
  • 18 × 0.8 = 14.4 → HDCP 14.4
  • グロス(総打数)が100なら、ネットは 100 − 14.4 = 85.6

この計算を手作業でやると、20名分で30分近くかかります。表計算ソフトのテンプレートか、コンペ集計アプリを使ってください。ゴルフ場によっては集計サービスを用意しているので、予約時に確認する価値があります。

補足

新ペリアには「上限ハンディ」を設ける運用が一般的です。日本ゴルフ協会が定める公式ハンディキャップとは別物のローカルルールですが、多くのコンペでHDCP上限を36や40に設定しています。上限がないと、大叩きした人が異常に有利になってしまうためです。

隠しホールの決め方

隠しホールは、スタート前に幹事が決めて封筒に入れ、プレー後に開示します。事前に分かると狙い撃ちされるためです。

実務的には、ゴルフ場のコンペ用集計システムが自動で設定してくれることも多いので、予約時に「隠しホールはそちらで設定いただけますか」と確認しておくと手間が減ります。

つまずきやすいポイントと対処法

幹事が実際につまずくのは、「直前キャンセル」「集計の遅れ」「賞品の過不足」の3つにほぼ集中します。それぞれ事前に手を打てます。

①直前キャンセルが出た

キャンセル料が発生する時期の欠員は、最も揉めやすい問題です。

対処の優先順位は次のとおりです。

  1. キャンセル待ちリストから補充:募集時に「補欠登録」を受け付けておく
  2. 3名組に組み替える:1〜2名の欠員なら組の再編で吸収できることも
  3. ゴルフ場に相談:当日枠に空きがあれば減員を認めてくれる場合があります
  4. キャンセル料を当人に請求:案内文に明記していれば請求しやすい
注意

キャンセルポリシーは、案内文と申込時の2回伝えてください。口頭だけの合意は、いざ請求するときに必ずもめます。「◯月◯日以降のキャンセルは参加費4,000円+プレー費実費をご負担いただきます」と金額まで書くのが確実です。

②スコア集計が終わらない

表彰式が始められず、全員が待たされる状態は幹事にとって最悪のシナリオです。

集計を早める方法は次の3つです。

  1. ハーフ終了時に前半スコアを回収:後半終了後の入力量が半分になります
  2. 最終組を待たない:先に集計できる分を入力し、最終組の分だけ後入力
  3. 集計担当を早い組に配置:幹事自身が最終組だと詰みます

20名規模なら、表計算ソフトのテンプレートを使って入力10分・確認5分の計15分が目安です。1時間かかっているなら、手法に問題があります。

③賞品が余る・足りない

人数変動があると、賞品の数が合わなくなります。

  • 足りない場合の保険:飛び賞は「10位」ではなく「参加人数に応じて設定」と案内し、当日調整できる余地を残す
  • 余った場合:じゃんけん大会やクイズで放出すると盛り上がります
  • そもそもの対策:参加賞は多めに、順位賞は確定人数後に購入

④表彰式で場が締まらない

進行の型を決めておくだけで解決します。

  1. 開会の挨拶(30秒)
  2. 参加者への感謝と天候などの一言(30秒)
  3. 成績発表は下位から発表(優勝を最後にして盛り上げる)
  4. 優勝者に一言コメントを求める
  5. 次回開催の告知
  6. 締めの挨拶

下位から発表するのは基本ですが、ブービー賞は先に出しておくと会場が和みます。

まとめ

つまずきの3大要因は、いずれも「事前の一手」で防げます。補欠リスト、ハーフ集計、賞品の柔軟設計。この3つだけ準備しておけば、当日の危機はほぼ回避できます。

幹事の負担を減らすコツは?効率化と応用のテクニック

幹事の作業時間は、ツールと役割分担で半分以下に圧縮できます。特に効果が大きいのは「集計の自動化」と「連絡の一元化」です。

効率化ツールの使い分け

作業手作業の所要時間ツール利用時使うもの
出欠管理60分10分日程調整ツール・フォーム
組み合わせ作成40分20分表計算ソフト
スコア集計40分15分コンペ集計アプリ/表計算
連絡・リマインド30分5分グループチャット
集金管理30分10分送金アプリ・振込

連絡はグループチャットに一本化する

個別のやりとりは、人数×やりとり回数だけ幹事の時間を奪います。20名それぞれと3往復すれば60回のやりとりです。

グループを1つ作り、次の運用にすると劇的に楽になります。

  • 案内・組み合わせ・リマインドはすべてグループに投稿
  • 個別事情(欠席、遅刻)だけ個別連絡
  • 当日は「集合しました」「スタートします」などもグループへ

次回に使える「幹事引き継ぎメモ」を残す

コンペが定期開催なら、次のフォーマットで1枚メモを残してください。

  1. 利用ゴルフ場と担当者名、電話番号
  2. 実際にかかった費用の内訳
  3. 参加者リストと当日の欠席者
  4. 良かった点・改善点(3つずつ)
  5. 賞品の購入先と単価

これがあると、次回の幹事の準備時間が5〜7時間から2時間程度まで短縮されます。自分が続けて幹事をやる場合も同じです。

ポイント

一番の効率化は、「同じゴルフ場を使い続ける」ことです。2回目以降は担当者と話が通じ、コンペの進行も勝手が分かっているため、確認事項が激減します。多少コースを変えたい気持ちがあっても、幹事の負担を考えると年1〜2回は固定するのが賢明です。

幹事が注意すべきリスクとマナー

幹事が最も気をつけるべきは、金銭トラブルと安全管理の2点です。この2つは、コンペの楽しさを一瞬で壊す力があります。

金銭の扱いは記録を残す

参加費を預かる以上、幹事は会計責任者です。次を徹底してください。

  • 集金時に受領記録をつける(名簿にチェック)
  • 賞品購入の領収書はすべて保管
  • 表彰式後、または後日に収支をグループで共有
  • 余剰金は次回に繰り越すか、その場で山分けするかを明示

収支報告は、金額の多寡ではなく「報告したかどうか」が信頼を左右します。数百円の余りでも一言添えるだけで印象が変わります。

注意

幹事が参加費を自分の財布と混ぜて管理するのは避けてください。専用の封筒を用意し、当日の集金分もそこに入れます。金額の食い違いは、悪意がなくても人間関係にひびを入れます。

安全面の配慮

ゴルフは屋外スポーツです。次の点は幹事が把握しておくべきです。

  1. 熱中症対策:夏場は集合時に水分補給を促す。7〜9月の開催では、スタート前に一言呼びかけるだけで事故率が変わります
  2. 落雷時の対応:ゴルフ場のルールを確認し、参加者に「サイレンが鳴ったら即座に避難」と伝える
  3. 体調不良者の把握:高齢の参加者がいる場合、同じ組に配慮できる人を入れる
  4. 飲酒運転の防止:表彰式でアルコールが出る場合、運転手の確認は必須
注意

飲酒運転は道路交通法違反であり、同乗者や酒類を提供した側も罰則の対象になります(道路交通法第65条)。表彰式でお酒を出す場合は、開始時に「運転される方はノンアルコールでお願いします」と全体にアナウンスしてください。幹事としての責任範囲を超えるリスクです。

接待コンペ特有の注意点

取引先を招くコンペでは、通常の親睦コンペとは配慮が変わります。

  • 組み合わせは相手の役職に配慮する
  • 賞品は高額すぎないようにする(贈答の社内規定に注意)
  • 参加費を全額こちら持ちにするか、明確に事前伝達する
  • プレー後の交通手段まで気を配る

公務員が相手の場合は、国家公務員倫理規程により利害関係者からの接待や供応が制限されています。自社の負担でゴルフに招くこと自体が問題になり得るため、事前に社内の法務・コンプライアンス担当に確認してください。

まとめ

リスク管理の要点は「お金は記録」「安全は事前アナウンス」「接待は社内確認」の3つです。どれも5分でできる準備が、大きなトラブルを防ぎます。

具体例|20名の社内コンペを開催したケース

実際の運営イメージをつかむため、20名・参加費4,000円・新ペリア方式の社内コンペを時系列で追ってみます。

準備フェーズの実際

2か月前(所要1時間30分)

  • 日程を日曜に設定。土曜より1人あたり約2,000円安く済みました
  • ゴルフ場に電話し、5組20名で仮予約。人数確定は10日前
  • パーティー会場を14:30〜16:00で確保

7週間前(所要30分)

  • グループチャットで案内配信。締切は3週間前に設定
  • フォームで出欠を回収。2日で15名、1週間で20名が確定

4週間前(所要2時間)

  • 賞品をネットで一括購入。総額77,000円
  • ゴルフ場に前日着で配送手配

10日前(所要1時間)

  • 組み合わせを作成。各組に「話をつなげる人」を1名ずつ配置
  • ゴルフ場に最終人数20名を連絡
  • 集金は送金アプリで16名、当日現金4名

当日の実際

時刻出来事
7:00幹事到着。フロントで賞品受け取り
7:30受付開始。現金組4名から集金
7:45全体説明3分。ニアピン4ホール、ドラコン2ホールを告知
8:30アウト・イン同時スタート
11:00頃各組にハーフ後のスコア提出を依頼
13:40最終組ホールアウト
13:45集計開始(前半分は入力済み)
14:00集計完了。賞品を順位順に整列
14:30表彰式開始
15:45終了・解散

収支の結果

項目金額
収入:参加費 4,000円 × 20名80,000円
支出:賞品代77,000円
支出:印刷・雑費1,200円
残額1,800円

残額1,800円は次回に繰り越すことをグループで共有しました。

振り返りで見えた改善点

うまくいったこと

  1. ハーフ後のスコア回収により、集計が15分で完了
  2. 賞品の事前配送で当日の負担が激減
  3. 参加賞を全員に配ったことで、賞品なしの人が実質ゼロに

次回への課題

  1. 当日現金の4名で受付に列ができた → 次回は事前徴収を原則に
  2. ニアピンの旗の位置を幹事が把握していなかった → スタート前にキャディマスター室で確認する
  3. 表彰式が75分と長かった → コメントを求める人を優勝者のみに絞る
ポイント

このケースで最も効いたのは、「ハーフ後のスコア回収」と「賞品の事前配送」の2つです。どちらも準備は5分程度ですが、当日の時間を合計1時間近く節約できました。

まとめ|幹事は「早く決める」が最大のコツ

ゴルフコンペの幹事は、2〜3か月前から7ステップで動けば、初めてでも滞りなく運営できます。実作業は合計5〜7時間程度です。

最後に要点を整理します。

  1. 2か月前にゴルフ場を電話予約:パーティー会場と賞品配送も同時に確保
  2. 募集締切はゴルフ場の確定締切の1週間前:調整の余地を残す
  3. 参加費は賞品構成から逆算:20名なら4,000円が一つの目安
  4. 競技方法は新ペリア方式:初心者混在でも全員に優勝の可能性
  5. 集金は事前が原則:当日現金は受付が滞ります
  6. ハーフ後にスコアを回収:集計時間が半分になります
  7. 収支は必ず報告:金額より報告の有無が信頼を決めます

まずやるべきことは1つです。候補日を3つ書き出して、ゴルフ場に電話をかける。ここさえ済めば、あとは流れで進みます。

まとめ

幹事の負担は「作業量」ではなく「決断の遅さ」から生まれます。日程とゴルフ場を早めに固め、あとは案内・集金・当日進行を順に片付けていけば大丈夫です。

よくある質問

Q1. ゴルフコンペの参加費の相場はいくらですか?

参加費の相場は3,000〜5,000円です。この金額は賞品代に充てられ、プレー費(1万〜1万5千円程度)とは別に徴収するのが一般的です。参加人数が10名以下で賞品を絞る場合は2,000円程度、豪華な優勝賞品を用意する場合は5,000円以上になることもあります。金額を決めるときは、相場から考えるのではなく賞品構成から逆算してください。

Q2. 幹事は何人必要ですか?1人でもできますか?

12名程度までなら1人で可能ですが、15名を超えるなら2〜3名体制が現実的です。1人で担う場合、当日は自分もプレーしながら受付・集計・進行をこなすことになり、集計開始が遅れがちです。最低でも「スコア集計担当」を早い組に1名置くだけで、表彰式の開始が30分早まります。

Q3. 新ペリアとダブルペリアの違いは何ですか?

新ペリアとダブルペリアは同じ方式の別名で、違いはありません。どちらも隠しホール12個からハンディキャップを算出します。隠しホールが6個の方式が「ペリア」、15個が「新新ペリア(トリプルペリア)」です。隠しホールが多いほど偶然性が下がり、初心者にも上級者にもチャンスが均等に近づきます。

Q4. コンペをキャンセルされたら参加費は請求すべきですか?

ゴルフ場のキャンセル料が発生する時期以降なら、請求して問題ありません。ただし、案内文と申込時に「◯月◯日以降のキャンセルは実費をご負担いただきます」と明示しておくことが前提です。事前告知なしの後出し請求は必ず揉めます。逆に、明記しておけば大半の方は納得して支払ってくれます。

Q5. 初心者が参加する場合、幹事は何に気をつければいいですか?

初心者だけの組を作らず、必ず経験者を1〜2名混ぜてください。初心者だけだと進行が大幅に遅れ、後続組やゴルフ場に迷惑がかかります。あわせて、集合時間・服装規定・キャディバッグの預け方など、経験者には当たり前のことも案内文に書いておくと親切です。競技方法も新ペリアにすれば、初心者でも優勝の可能性が残ります。

Q6. 賞品はどこで買うのがおすすめですか?

ネット通販での一括購入が最も効率的です。20名規模だと10種類以上の賞品が必要になり、店舗を回ると半日は消えます。ネットならゴルフ場への直接配送も指定でき、当日の運搬負担がゼロになります。選ぶ基準は「かさばらない・重くない・好みが分かれない」の3つ。商品券、ゴルフボール、食品ギフト、日用品が定番です。

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