ゴルフ帽子の選び方の結論は?4つの質問で形が決まる
帽子選びの判断チャート
- Q1:プレーする月は6〜9月?
- Q2:予報の気温が33℃以上、またはWBGT(暑さ指数)が28以上?
- Yes → 頭全体を覆うキャップかハット+通気性の高い素材。サンバイザーは選ばない。気温35℃以上またはWBGT31以上なら、ラウンドそのものを見直す
- No → Q3へ
- Q3:標高1000m以上の高原コース?
- Yes → つば広めのハット+UVカット機能付きサングラス
- No → 通気性を重視したキャップ
- Q4:12〜2月?
- Yes → イヤーフラップ付きキャップか、ニット+防風素材
- No → 速乾性のあるキャップ。サンバイザーは涼しい日に限って選択肢に入れる
補足Q2の「気温33℃・WBGT28」は、この記事が決めた早めの切り替えラインです。環境省の熱中症予防情報サイトでは、WBGT28〜31を「厳重警戒」とし、運動時は「激しい運動は避ける」目安にしています(https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php 、確認日2026年10月3日)。KGAがプレー制限の目安とする「気温35℃またはWBGT31度以上」より手前で、装備を切り替えるために置いています。Q3の「標高1000m」も、環境省マニュアルの「1000mごとにUV-Bが10〜12%増える」という数字に合わせた、この記事の区切りです。
ゴルフ帽子選びで失敗する主な原因は?
原因1:暑い日にサンバイザーを選んでいる
原因2:ゴルフ場の紫外線の届き方を知らない
原因3:サイズが合っていない
原因4:帽子だけで目を守れると思っている
注意環境省マニュアルは、帽子は直射日光を防げても「大気中で散乱している紫外線まで防ぐことはできません」としています。帽子とサングラスはセットで考えましょう。
帽子の種類を比較表でチェック
| 種類 | 頭頂部の覆い | 顔の日よけ | 目の紫外線※1 | 通気性 | 風への強さ | 向く季節 | 高温時のKGAの扱い※2 |
|---|
| キャップ | ◎ | ○ | △ | ○(メッシュなら◎) | ○ | 通年 | 帽子として推奨 |
| バケットハット | ◎ | ○ | △ | △〜○ | △ | 春〜秋 | 帽子として推奨 |
| つば広ハット | ◎ | ◎ | △ | ○ | ×〜△ | 夏・高原 | 帽子として推奨 |
| サンバイザー | × | ○ | △ | ◎ | ○ | 涼しい日 | 「バイザーでなく帽子」 |
| ニットキャップ | ○(保温) | × | ×(つばなし) | × | ◎ | 冬 | 対象外 |
| イヤーフラップ付き | ○(保温) | ○ | △ | × | ◎ | 冬 | 対象外 |
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※1 目の紫外線は帽子単体で約20%減(太陽が高い位置のとき)、UVカット機能付きの眼鏡・サングラスで約90%減。出典:環境省『紫外線環境保健マニュアル2015』 ※2 出典:関東ゴルフ連盟『2025年度 高温時における具体的な行動指針(ガイドライン)』 ※◎〜×は帽子の形から判断した目安で、測定値ではありません。
困りごとから選ぶ
- 夏に頭が熱くなる → 頭頂部を覆う、通気性の高いキャップかハット
- 顔や首の日焼けが気になる → つば広ハット。風が強い日はあご紐付き
- まぶしい・目が気になる → 帽子を替えるより、UVカット機能付きサングラスを足す
- 冬に耳が冷たい → イヤーフラップ付きかニット
ゴルフキャップのサイズの測り方と素材の選び方
サイズは「頭囲+1cm」で選ぶ
- 耳の付け根から指2本分上の位置を確かめる
- おでこの中心から、1の位置、後頭部のいちばん出ている部分を通してメジャーを一周させる
- たるませず、締めすぎず、5mm単位で読む
- その数字に1cm足したものを帽子サイズの目安にする
- 試着では、こめかみに人差し指が1本入るか入らないかくらいが合うサイズの目安
| 帽子サイズ(頭囲+1cm) | 選び方 |
|---|
| 〜56cm | 小さめ表記、またはアジャスター付き |
| 57〜59cm | 標準サイズが候補 |
| 60cm〜 | 大きいサイズ表記のモデル |
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※「アジャスター付き」「大きいサイズ表記」の割り振りは、この記事の提案です。実際のサイズ幅はメーカーごとに確認してください。
素材は「頭頂部」と「汗止め」で選ぶ
目は眼鏡・サングラスで守る
ケース別の対処|夏・冬・高原・サイズが端の人
夏のゴルフ帽子
- 頭頂部まで覆うキャップかハットにする
- クラウンがメッシュなど通気性の高いものを選ぶ
- 汗止めは吸汗・速乾タイプ
- 予報が気温35℃以上またはWBGT31以上なら、帽子で乗り切ろうとせず予約の変更も考える
注意気温35℃またはWBGT31度以上のとき、熱中症警戒アラートが出ているときは、KGAが加盟倶楽部に「プレーを制限し安全を確保する必要がある」としている条件です。帽子選びより先に、ラウンドするかを判断しましょう。
冬のゴルフ帽子
標高1000m以上の高原コース
サイズが端の人
- 帽子サイズ60cm以上:フリーサイズに頼らず、大きいサイズ表記のモデルを探す
- 帽子サイズ56cm以下:小さめ表記かアジャスター付きを選び、つばが目にかからないか試着で確認する
購入前・ラウンド前の10項目チェック
- [ ] ① 頭囲を、おでこの中心と後頭部のいちばん出ている部分を通して測った
- [ ] ② 頭囲+1cmのサイズか、アジャスター付きのモデルを選んだ
- [ ] ③ 夏用は、サンバイザーではなく頭全体を覆う形にした
- [ ] ④ クラウンにメッシュなど通気性の高い素材が使われている
- [ ] ⑤ 汗止め(ビン皮)が吸汗・速乾タイプ
- [ ] ⑥ 前傾姿勢をとっても、つばが視界にかからない
- [ ] ⑦ UVカット表示のある眼鏡・サングラスも用意した
- [ ] ⑧ 当日のWBGT予報を、環境省の熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp/ )で確認した
- [ ] ⑨ 熱中症警戒アラートが出ていないか確認した
- [ ] ⑩ 汗をかく日に備えて、替えの帽子を用意した
お店で試すときのコツ
補足KGAのガイドラインによると、WBGTの予報値は5月〜10月に、環境省の熱中症予防情報サイト「暑さ指数の実況と予測」に地点ごと・時間ごとに掲載されます。
公的情報の見解|サンバイザーは熱中症対策になる?
関東ゴルフ連盟(KGA)のガイドライン
- ゴルファーへの推奨:「バイザーでなく帽子を着用し日傘を利用しましょう」
- 倶楽部への推奨:「来場者に帽子の着用と日傘の使用を推奨しましょう」。服装の項目では「サンバイザーではなく帽子の着用を徹底」
- プレー制限:加盟倶楽部は、気温35℃またはWBGT値31度以上のとき、熱中症アラートが出たときは「プレーを制限し安全を確保する必要があります」
- 2025年度版で【新規】とされた項目:携帯型WBGT計による測定、コース内の環境に近い場所でのWBGT計測(推奨)など
環境省の紫外線データ
注意KGAのガイドラインは関東の加盟倶楽部向けです。ほかの地域でも考え方は参考になりますが、プレー制限の運用は各ゴルフ場に確認してください。体調に不安がある人は医師に相談しましょう。
やってはいけないNG対応|帽子のマナーも確認
帽子のマナーはドレスコードで確認する
NG対応の一覧
| NG対応 | 理由 | 代わりにどうする? |
|---|
| 暑い日にサンバイザーだけでプレー | KGAは「バイザーでなく帽子」を推奨 | 頭全体を覆うキャップかハットにする |
| 曇りだから帽子・サングラスを省く | 薄い雲ではUV-Bの80%以上が透過(環境省) | 曇りの日も同じ装備にする |
| 帽子があるからサングラスは不要と考える | 目の紫外線は帽子だけだと約20%減(環境省) | UVカット表示のあるものを足す |
| WBGT31以上でも帽子で乗り切ろうとする | KGAがプレー制限の対象とする条件 | 延期や中止も検討する |
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注意帽子は熱中症対策のひとつにすぎません。KGAのガイドラインも、乗用カートの利用、日陰の利用、休憩、水分補給をあわせて勧めています。
まとめ|まずは当日のWBGTと頭囲から
よくある質問
Q1. ゴルフで帽子をかぶらないとマナー違反ですか?
Q2. サンバイザーはいつなら使っていいですか?
Q3. キャップのサイズが合わないときは?
Q4. 冬はニットとキャップのどちらがいいですか?
Q5. 帽子とサングラスは両方必要ですか?
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