ゴルフ帽子の選び方|真夏にサンバイザーを避ける理由と頭囲別サイズ

ゴルフ帽子の形・素材・サイズを、季節と暑さ指数(WBGT)から選ぶ手順を解説。関東ゴルフ連盟が高温時にバイザーより帽子を勧める根拠、環境省データでの目の紫外線(帽子で約20%減)、頭囲+1cmのサイズ目安が分かります。

ゴルフ帽子の選び方|真夏にサンバイザーを避ける理由と頭囲別サイズ
まな先生解説
こころ質問
すい要点整理

ゴルフ帽子の選び方の結論は?4つの質問で形が決まる

帽子選びの判断チャート

  1. Q1:プレーする月は6〜9月?
  • Yes → Q2へ
  • No → Q4へ
  1. Q2:予報の気温が33℃以上、またはWBGT(暑さ指数)が28以上?
  • Yes → 頭全体を覆うキャップかハット+通気性の高い素材。サンバイザーは選ばない。気温35℃以上またはWBGT31以上なら、ラウンドそのものを見直す
  • No → Q3へ
  1. Q3:標高1000m以上の高原コース?
  • Yes → つば広めのハット+UVカット機能付きサングラス
  • No → 通気性を重視したキャップ
  1. Q4:12〜2月?
  • Yes → イヤーフラップ付きキャップか、ニット+防風素材
  • No → 速乾性のあるキャップ。サンバイザーは涼しい日に限って選択肢に入れる
補足

Q2の「気温33℃・WBGT28」は、この記事が決めた早めの切り替えラインです。環境省の熱中症予防情報サイトでは、WBGT28〜31を「厳重警戒」とし、運動時は「激しい運動は避ける」目安にしています(https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php 、確認日2026年10月3日)。KGAがプレー制限の目安とする「気温35℃またはWBGT31度以上」より手前で、装備を切り替えるために置いています。Q3の「標高1000m」も、環境省マニュアルの「1000mごとにUV-Bが10〜12%増える」という数字に合わせた、この記事の区切りです。

ゴルフ帽子選びで失敗する主な原因は?

ゴルフ帽子選びで失敗する主な原因は?

原因1:暑い日にサンバイザーを選んでいる

原因2:ゴルフ場の紫外線の届き方を知らない

原因3:サイズが合っていない

原因4:帽子だけで目を守れると思っている

注意

環境省マニュアルは、帽子は直射日光を防げても「大気中で散乱している紫外線まで防ぐことはできません」としています。帽子とサングラスはセットで考えましょう。

帽子の種類を比較表でチェック

種類頭頂部の覆い顔の日よけ目の紫外線※1通気性風への強さ向く季節高温時のKGAの扱い※2
キャップ◎○△○(メッシュなら◎)○通年帽子として推奨
バケットハット◎○△△〜○△春〜秋帽子として推奨
つば広ハット◎◎△○×〜△夏・高原帽子として推奨
サンバイザー×○△◎○涼しい日「バイザーでなく帽子」
ニットキャップ○(保温)××(つばなし)×◎冬対象外
イヤーフラップ付き○(保温)○△×◎冬対象外
横スクロールできます

※1 目の紫外線は帽子単体で約20%減(太陽が高い位置のとき)、UVカット機能付きの眼鏡・サングラスで約90%減。出典:環境省『紫外線環境保健マニュアル2015』 ※2 出典:関東ゴルフ連盟『2025年度 高温時における具体的な行動指針(ガイドライン)』 ※◎〜×は帽子の形から判断した目安で、測定値ではありません。

困りごとから選ぶ

  • 夏に頭が熱くなる → 頭頂部を覆う、通気性の高いキャップかハット
  • 顔や首の日焼けが気になる → つば広ハット。風が強い日はあご紐付き
  • まぶしい・目が気になる → 帽子を替えるより、UVカット機能付きサングラスを足す
  • 冬に耳が冷たい → イヤーフラップ付きかニット

ゴルフキャップのサイズの測り方と素材の選び方

サイズは「頭囲+1cm」で選ぶ

  1. 耳の付け根から指2本分上の位置を確かめる
  2. おでこの中心から、1の位置、後頭部のいちばん出ている部分を通してメジャーを一周させる
  3. たるませず、締めすぎず、5mm単位で読む
  4. その数字に1cm足したものを帽子サイズの目安にする
  5. 試着では、こめかみに人差し指が1本入るか入らないかくらいが合うサイズの目安
帽子サイズ(頭囲+1cm)選び方
〜56cm小さめ表記、またはアジャスター付き
57〜59cm標準サイズが候補
60cm〜大きいサイズ表記のモデル
横スクロールできます

※「アジャスター付き」「大きいサイズ表記」の割り振りは、この記事の提案です。実際のサイズ幅はメーカーごとに確認してください。

素材は「頭頂部」と「汗止め」で選ぶ

目は眼鏡・サングラスで守る

ケース別の対処|夏・冬・高原・サイズが端の人

夏のゴルフ帽子

  • 頭頂部まで覆うキャップかハットにする
  • クラウンがメッシュなど通気性の高いものを選ぶ
  • 汗止めは吸汗・速乾タイプ
  • 予報が気温35℃以上またはWBGT31以上なら、帽子で乗り切ろうとせず予約の変更も考える
注意

気温35℃またはWBGT31度以上のとき、熱中症警戒アラートが出ているときは、KGAが加盟倶楽部に「プレーを制限し安全を確保する必要がある」としている条件です。帽子選びより先に、ラウンドするかを判断しましょう。

冬のゴルフ帽子

標高1000m以上の高原コース

サイズが端の人

  • 帽子サイズ60cm以上:フリーサイズに頼らず、大きいサイズ表記のモデルを探す
  • 帽子サイズ56cm以下:小さめ表記かアジャスター付きを選び、つばが目にかからないか試着で確認する

購入前・ラウンド前の10項目チェック

  • [ ] ① 頭囲を、おでこの中心と後頭部のいちばん出ている部分を通して測った
  • [ ] ② 頭囲+1cmのサイズか、アジャスター付きのモデルを選んだ
  • [ ] ③ 夏用は、サンバイザーではなく頭全体を覆う形にした
  • [ ] ④ クラウンにメッシュなど通気性の高い素材が使われている
  • [ ] ⑤ 汗止め(ビン皮)が吸汗・速乾タイプ
  • [ ] ⑥ 前傾姿勢をとっても、つばが視界にかからない
  • [ ] ⑦ UVカット表示のある眼鏡・サングラスも用意した
  • [ ] ⑧ 当日のWBGT予報を、環境省の熱中症予防情報サイト(https://www.wbgt.env.go.jp/ )で確認した
  • [ ] ⑨ 熱中症警戒アラートが出ていないか確認した
  • [ ] ⑩ 汗をかく日に備えて、替えの帽子を用意した

お店で試すときのコツ

補足

KGAのガイドラインによると、WBGTの予報値は5月〜10月に、環境省の熱中症予防情報サイト「暑さ指数の実況と予測」に地点ごと・時間ごとに掲載されます。

公的情報の見解|サンバイザーは熱中症対策になる?

関東ゴルフ連盟(KGA)のガイドライン

  • ゴルファーへの推奨:「バイザーでなく帽子を着用し日傘を利用しましょう」
  • 倶楽部への推奨:「来場者に帽子の着用と日傘の使用を推奨しましょう」。服装の項目では「サンバイザーではなく帽子の着用を徹底」
  • プレー制限:加盟倶楽部は、気温35℃またはWBGT値31度以上のとき、熱中症アラートが出たときは「プレーを制限し安全を確保する必要があります」
  • 2025年度版で【新規】とされた項目:携帯型WBGT計による測定、コース内の環境に近い場所でのWBGT計測(推奨)など

環境省の紫外線データ

注意

KGAのガイドラインは関東の加盟倶楽部向けです。ほかの地域でも考え方は参考になりますが、プレー制限の運用は各ゴルフ場に確認してください。体調に不安がある人は医師に相談しましょう。

やってはいけないNG対応|帽子のマナーも確認

帽子のマナーはドレスコードで確認する

NG対応の一覧

NG対応理由代わりにどうする?
暑い日にサンバイザーだけでプレーKGAは「バイザーでなく帽子」を推奨頭全体を覆うキャップかハットにする
曇りだから帽子・サングラスを省く薄い雲ではUV-Bの80%以上が透過(環境省)曇りの日も同じ装備にする
帽子があるからサングラスは不要と考える目の紫外線は帽子だけだと約20%減(環境省)UVカット表示のあるものを足す
WBGT31以上でも帽子で乗り切ろうとするKGAがプレー制限の対象とする条件延期や中止も検討する
横スクロールできます
注意

帽子は熱中症対策のひとつにすぎません。KGAのガイドラインも、乗用カートの利用、日陰の利用、休憩、水分補給をあわせて勧めています。

まとめ|まずは当日のWBGTと頭囲から

よくある質問

Q1. ゴルフで帽子をかぶらないとマナー違反ですか?

Q2. サンバイザーはいつなら使っていいですか?

Q3. キャップのサイズが合わないときは?

Q4. 冬はニットとキャップのどちらがいいですか?

Q5. 帽子とサングラスは両方必要ですか?

関連記事